京都の冬は寒いと言われます。
北海道から来られる方でも京都の寒さは質が違うとおっしゃるぐらい、冬の京都は寒さが厳しく、服装を誤ると寒くて観光どころではなくなります。
ここでは、なぜ京都の冬は寒いのか、どんな寒さ対策を取れば良いのか、紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
1. 気温
そもそも京都の冬は本当に寒いのか、2015年1月〜2月の京都、東京、大阪の平均気温を比べてみます。
京都 1月の平均気温:4.6°C 2月の平均気温:5.1°C
東京 1月の平均気温:5.2°C 2月の平均気温:5.7°C
大阪 1月の平均気温:6.0°C 2月の平均気温:6.3°C
東京と京都を比べると京都の方が0.6°C寒く、お隣大阪と比べると1°C以上も寒いことがわかります。
2. なぜ京都の冬は寒い?
なぜ、北国でもなく、緯度も東京・大阪とほとんど変わらない京都の気温が低くなっているのでしょうか?
これには、京都の盆地地形が関係しています。
京都は四方を山に囲まれた盆地地形となっていて、冷たい空気が下に溜まりやすく、さらに、四方を山に囲まれて風が入って来ず、冷気が溜まる一方となり、地面が冷却され、足元から這い上がってくるような底冷えを感じます。

この盆地地形のために、夏にはジメジメとした暑さをもたらし、冬には凍えるような寒さをもたらす…京都は過ごしにくい街なのかもしれませんね。
3. 通り毎に気温が変わる?

さほど広くない京都の市街地ですが、地元の間では、今出川通を境に1°C、北大路通を境にさらに1°C、気温が下がると有名です。
実際、北大路通より北方面では雪が積もっていても、京都駅では何も降っていない、ということがよくあります。
もし、北山など北方面へ観光に訪れる予定なら、一層の防寒対策が必須です。
4. 寒さ対策
京都の地冷え対策には、下半身の防寒が有効です。
そこで絶対に欠かせないのが、ズボンの下のパッチと厚手の靴下です。
特に、寺社仏閣の観光は靴を脱いで本堂や建物に入ることになるため、薄手の靴下だけだとかなり辛いスポットもあります。
加えて、ダウンジャケット、マフラー、手袋もあると、なお良しでしょう。
5. 2016年〜2017年の傾向は?
気象庁が発表した「向こう3ヶ月の天候の見通し」によると、12月の気温は平年より低いと予測されています。
これは、ラニーニャ現象の影響によりフィリピン東に追いやられた温かい海流が蒸発して活発な雨雲をつくり、偏西風が蛇行して大陸から寒気が入りやすくなるためだそうです。
2015年はエルニーニョ現象の影響で暖冬でしたが、今年は真逆の気候となりそうです。
あとがき
先述のとおり、京都は通り毎に気温が変わり、北大路通より以南で雪が積もりことは稀ですが、雪の積もったときの京都では、一味違う景色を楽しむことができます。
特に、雪景色の金閣寺は絶景で、もし見ることができたら貴重な体験となるでしょう。
寒いですが、京都の冬の情緒も満喫してみてください。