将軍塚青龍殿は京都で最も有名な夜景スポットです。
名の知れた観光地に隠れて、
将軍塚青龍殿は知る人ぞ知る名所です。
ここでは、初めて将軍塚青龍殿を
知ったという方に向けて、簡潔に歴史や
ぜひ訪れるべき夜間特別拝観と
紅葉のライトアップ情報など、まとめて紹介します。
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1:将軍塚青龍殿の歴史
将軍塚青龍殿は場所こそ全く離れていますが、
実は青蓮院門跡の一部です。
青蓮院は平安時代末期の1150年に創建された
非常に歴史の古い寺院ですが、
将軍塚青龍殿が現在の姿になったのは、
ごく最近の2014年。
将軍塚青龍殿はもともと北野天満宮にあった
大正時代の歴史的建造物「平安道場」が
移転・改築されたものです。
老朽化により取壊しが決定していた平安道場を
京都府より譲り受け、長期間に渡る協議を経て、
新しく建て直されました。
また、移築工事と同時に有名な
清水寺の舞台の約5倍もの広さを持つ大舞台も
建築されています。

2:夜間特別拝観・ライトアップ情報
将軍塚青龍殿は東山ドライブウェイの
頂上に位置しており、
大舞台から見える夜景は京都随一の美しさです。
大舞台からは、五山すべての送り火、
四条通、二条城、比叡山など、
京都の街を一望できます。
この大舞台から夜景を望めるチャンスは
夜間特別拝観の開催期間のみです。
秋の夜間特別拝観では、紅葉の美しい庭園が
ライトアップされ、幻想的な雰囲気を
味わうことができます。
将軍塚青龍殿の近くにある市営展望台からも
夜景を見ることができますが、
せっかくなら、紅葉のライトアップと
大舞台からの夜景を満喫してみてはいかがでしょうか?
10月26日〜12月2日
開催時間
17時〜21時半(受付は21時まで)
拝観料金
大人:500円
中高生:400円
小学生:200円
※昼夜入替制はありません。
3:混雑は?
先述のとおり、将軍塚青龍殿は東山ドライブウェイの
頂上にありアクセスが不便で、
特に夜間はタクシーか自家用車でしか
行けないこともあり、紅葉のベストシーズンでも、
他の紅葉名所に比べて人は少ないです。
ライトアップの時間帯は穴場と言えるでしょう。
自家用車をお持ちの方には、
ぜひともオススメの紅葉名所ですよ。
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4:アクセスは不便
ぜひ訪れてほしい将軍塚青龍殿ですが、
山頂に位置するため、アクセスは不便です。
自家用車
三条通「蹴上」より東山ドライブウェイに入り、頂上から将軍塚へ至る。

山頂まで登ると、市営の無料駐車場がありますので、そこに駐車してください。

地下鉄+タクシー
京都駅より地下鉄烏丸線「国際会館行き」乗車
⇒「烏丸御池駅」下車
⇒地下鉄東西線「六地蔵行き」乗車
⇒「蹴上駅」下車
⇒タクシーで約10分
京阪バス
京阪バス70系統が循環しています。
<循環ルート>
蹴上⇒神宮道⇒三条京阪⇒三条河原町⇒四条河原町⇒五条京阪⇒五条坂
⇒将軍塚青龍殿⇒蹴上

一見、京阪バスが便利のようですが、
最終は16時発のうえ、平日は運行していません。
従って、京阪バスでは、休日の昼間しか拝観できず、
ライトアップには、自家用車かタクシーでしか
行くことができません。
あとがき
将軍塚青龍殿の歴史、夜間特別拝観、
ライトアップについて紹介しました。
京都にできた新しい観光地として、
徐々に認知度高まってきており、
アクセスはやや不便ですが、
それでも一見の価値があるスポットです。
また、将軍塚青龍殿は青蓮院門跡の飛び地で一部ですが、
青蓮院門跡の紅葉とライトアップも幻想的で
知る人ぞ知る観光名所です。
こちらのライトアップ情報もぜひチェックしてみてください。