東林院のライトアップ梵燈のあかりに親しむ会の混雑と駐車場は?

東林院は臨済宗妙心寺派の大本山・妙心寺の

塔頭寺院です。

 

普段は非公開の東林院ですが、毎年秋には

「梵燈のあかりに親しむ会」が開催され、

特別に境内の中を見ることができます。

 

ここでは、東林院のライトアップに関し、

混雑・アクセス情報等について、書いてみます。

1:東林院の歴史

東林院は山名豊国と深いゆかりのあるお寺です。

 

東林院の歴史を簡単に年表でまとめてみます。

1531年:細川氏綱が建立

1556年:山名豊国が再興

1626年:山名豊国没す。豊国の孫・竺翁が住職となり豊国の菩提を弔う。

1832年:堂宇が大破するも、再び山名家により再興される。

 

 

山名家は清和源氏の流れをくむ名族で、

一時は日本全国の6分の1もの領土を占めたことから、

「六分一殿」と呼ばれました。

 

しかし、応仁の乱により山名宗全が没落すると、

山名家はかつての勢いを急速に失います。

 

そんな厳しい状況で豊国は

山名家の跡を継いだわけですが、

豊国はしたたかで巧みな外交戦術により、

戦国の動乱の中を生き残ります。

 

一時は豊臣家に下った豊国でしたが、

秀吉が死去するとすぐに徳川家に寝返り、

最終的には自身の子孫を江戸幕府の

上級旗本に残すことができたそうです。

 

武功を残すことはできませんでしたが、

外交術と未来を見極める能力が際立っており、

のらりくらりと生き残ることができたのでしょう。

 

豊国は非常に謙虚な人物で、また、

和歌・連歌・茶席等文化面でも優れていたことから

家康の将棋の相手を務めるなど、知遇を得ています。

 

東林院の歴史を見ても、

豊国の生涯が透けて見えますね。

 

豊国が没した後、200年以上が経ってから

再興されたのは、豊国が江戸幕府まで

子孫繁栄に成功したからでしょう。

 

豊国の生涯を想像しながら拝観すると、

何倍も楽しくなりそうですね。

2:梵燈のあかりに親しむ会

先述のとおり、東林院では毎年秋になると、

「梵燈のあかりに親しむ会」が開催されています。

 

「梵燈のあかりに親しむ会」は照明器具等を使った

派手なライトアップではありません。

 

手作りの瓦製梵燈や古瓦の上のろうそく等の

柔らかい光で静かな秋の夕べを楽しむ行事です。

 

その様子は「日本一暗いライトアップ」とも

言われているそうですね。

 

しかし、その暗いライトップが最大の特徴であり、

最大の魅力です。

 

虫の鳴き声と水琴窟の音を楽しみながら、

静かで幽玄な世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

3:アクセスは?

東林院は京都市街の郊外にあるため、

車での来場も可能です。

 

駐車場は花園会館の駐車場を

利用することになります。

 

通常料金は1台700円ですが、

妙心寺を参拝すると駐車料金が無料になるので、

東林院と併せて参拝してみても良いかもしれません。

 

また、駐車台数が約40台と多くないので、

タイミングによっては満車の可能性もあります。

 

その場合は、周辺のコインパーキングを

探すと良いでしょう。

 

公共交通機関で訪れる場合は、

JRを利用する方法と、バスを利用する方法の

二通りがあります。

 

JRの場合、最寄りの「花園駅」で下車し、

北方面に徒歩約15分で到着できます。

 

バスの場合、「妙心寺前」の停留所から

歩いて程なく到着できます。

 

京都駅からアクセスする場合、

妙心寺前に向かうバスが運行していないので、

JRの利用がオススメです。

 

四条烏丸からアクセスする場合は、

JR嵯峨野線の各駅まで遠くなるので、

バスの利用がオススメです。

 

それぞれ、プランに沿って最適な

交通手段を考えてみてください。

<公共交通機関>

・JR嵯峨野線「花園駅」から徒歩15分

・京都市バス91、93系統「妙心寺前」からすぐ

・京都バス62、63、65、66、67系統「妙心寺前」からすぐ

<花園会館駐車場>

・料金:700円(妙心寺参拝者は無料)

・駐車台数:40台

4:混雑は?

東林院は京都でも知る人ぞ知る名所のせいか、

ライトアップでも混雑は発生しません。

 

有名なライトアップになると、

入場までに時間がかかったり、人が多すぎて

写真すら撮れないといったことも起こりますが、

東林院のライトアップは人も少なくて、

静かなひと時を満喫することができます。

 

人混みが苦手な方、

静かなライトップを楽しみたい方には、

ぜひオススメしたいですね。

あとがき

東林院のライトアップ

「梵燈のあかりに親しむ会」について、

ご紹介しました。

 

派手なライトアップばかりが注目されますが、

東林院のように静かなライトアップも魅力ですね。

 

静かで柔らかい灯りを眺めると、

ゆっくりと自分自身を見つめ直すことが

できることでしょう。

 

混雑もなく、のんびりできるのも

ありがたいですね。

 

ぜひ、この秋は東林院を訪れてみては

いかがでしょうか。

 

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