圓徳院の紅葉ライトアップの混雑は?徒歩でのアクセスと見頃は?

圓徳院は高台寺の塔頭寺院で、

豊臣秀吉の妻・ねねが晩年の19年間を

過ごしたと言われています。

 

秀吉との思い出が深く、伏見城から移築された

北庭は桃山時代の代表的な庭園として、

当時の姿をそのまま残しています。

 

この北庭は秋になると、真っ赤な紅葉で色づき

見るものを魅了してくれます。

 

さらに、紅葉の見頃時期には、紅葉の

ライトアップも開催されます。

 

ここでは、圓徳院の紅葉ライトアップについて、

ご紹介します。

1:圓徳院の歴史

先述のとおり、圓徳院は豊臣秀吉の妻・ねねと

ゆかりの非常に深いお寺です。

 

圓徳院の歴史を簡単に年表でまとめてみます。

1598年:豊臣秀吉没す

1599年:ねね、大坂城を出て京都に移る

1603年:ねね、高台院の号を授かる

1605年:ねねの甥・木下利房が伏見城から化粧御殿と北庭を移築し、ねねが化粧御殿に移り住む

1606年:ねね、高台寺を建立

1624年:ねね没す

1632年:木下家の菩提寺として圓徳院創建

 

年表のとおり、ねねは1605年に化粧御殿に

移り住んで以降、1624年に亡くなるまで

実に19年間に渡り、圓徳院で晩年を過ごしたと

言われています。

 

ねねは数多くの大名や文化人から

慕われたことで知られ、

高台寺が建立に至ったのも、

その厚い人望のおかげだそうです。

 

なんと、敵方の徳川家の家臣もねねの元を

訪れたというから、その人望の厚さに

驚かされますね。

 

また、思い出深い伏見城から、わざわざ

建造物を移築してきたことからも、

秀吉への深い愛情を感じられます。

 

紅葉だけでなく、ねねの気持ちに想いを馳せて

境内を観光してみてはいかがでしょうか?

2:紅葉ライトアップ

秋になると、北庭を囲うように植えられた

モミジが燃えるように真っ赤に染まります。

 

北庭は巨石を配置した珍しい造りの庭園で、

白砂・巨石と真っ赤な紅葉とのコントラストは

息を飲むような美しさです。

 

紅葉の見頃時期にはライトアップが行われ、

方丈・南庭・北庭が幽玄に照らし出されます。

 

昼間の雰囲気とは180度異なる雰囲気を

楽しむことができるでしょう。

基本情報

開催時期
2018年10月21日~12月9日

開催時間
日没~21時半

拝観料
500円

所在地
京都市東山区高台寺下河原町530

3:見頃は?

圓徳院の紅葉の見頃は例年11月中旬〜下旬です。

 

葉が黄色や赤色に色づくには、

日最低気温8℃以下が必要で、

5℃以下になると一気に色づきが進行します。

 

気象庁が発表した、

「向こう3ヶ月の天候の見通し」によると、

今年の9月〜11月にかけて気温は平年並か高いと

予報されており、2018年の今年は

色づきが遅れると思われます。

 

従って、今年は11月下旬に見頃を迎えると

予想しています。

 

せっかくなら、紅葉が一番キレイなときに

行きたいですよね。

 

11月になったら、新聞や雑誌等でも

紅葉の色づき状況が掲載されるため、

随時チェックしておくと良いでしょう。

4:混雑は?

紅葉シーズンになると、京都・東山区は

えげつないほど混雑します。

 

特に、有名紅葉名所の清水寺や円山公園では、

身動きが取れないほどの混雑が生じます。

 

お隣の高台寺も有名な紅葉名所なので、

シーズン中は非常に混雑しますが、

圓徳院は高台寺が隣にあるせいか、

さほど混雑は生じません。

 

高台寺は混雑していたのに、

圓徳院に行ったら自分たちの他に1組しか

参拝者がいなかったという

事例もあったそうです。

 

どこも混雑する京都東山の紅葉名所の中で、

圓徳院だけは穴場名所と言えるかもしれません。

 

混雑の中では、せっかくの美しい紅葉も

楽しめませんよね。

 

僕も激混雑の清水寺に行ったことがありますが、

入場すらスムーズにできず、

中に入れても人ばかりで写真撮影もままならず、

疲れだけが残った記憶があります(笑)

 

圓徳院の紅葉は他の名所に劣らず美しいですし、

混雑も避けられますよ。

5:アクセスは?

先述のとおり、紅葉シーズンの京都東山は

えげつないほど混雑するので、

車でのアクセスは避けた方が良いです。

 

道中も混雑でなかなか進まないうえ、

どこの駐車場も満車となります。

 

公共交通機関では、京都市バス・京阪電車・

阪急電車の手段があります。

 

京都市バスでは、206系統、または、

207系統の「東山安井」で降車し、

そこから東向きに徒歩5分で到着できます。

 

京阪電車では「祇園四条駅」から、

阪急電車では「河原町駅」から、

東向きに歩いて約15分で到着できます。

 

歩行距離が短いのは京都市バスですが、

紅葉シーズンの京都市バス、

特に200番台の環状路線は非常に混雑します。

 

下手すると、満員で乗車できない

恐れすらあります。

 

一方、京阪電車・阪急電車の手段も、

紅葉時期の祇園周辺は激しく混み合うので、

スムーズに歩いて行けません。

 

バスも電車も、それぞれ短所があるので、

そのときの現在地から最も利便の良い

手段を選べば良いでしょう。

 

京都駅からなら、京阪電車も阪急電車とも

接続していないので、京都市バスしか

ありません。

 

大阪方面からなら、京阪電車・阪急電車を利用し

そのまま祇園四条駅・河原町駅まで来て、

そこから歩けば良いと思います。

 

プランに合わせて、アクセス方法を

考えてみてください。

6:チケットは?

圓徳院では、高台寺・掌美術館を含めた

3箇所共通割引拝観券が900円で

販売されています。

 

圓徳院の参拝料が500円、

高台寺の参拝料が500円、

掌美術館の入館料が300円なので、

400円もお得になる計算ですね。

 

高台寺も一緒に参拝する予定なら、

ぜひ3箇所共通割引拝観券を購入すべきでしょう。

 

また、3箇所共通割引拝観券は

高台寺でも販売されていますが、

高台寺の窓口は非常に混雑するので、

空いている圓徳院の窓口で購入することを

オススメします。

あとがき

圓徳院の紅葉ライトアップについて、

アクセス方法や見頃時期など書いてみました。

 

あまり知られていないお寺ですが、

北政所・ねねとゆかりが深く、

生涯を終えた場所であるという歴史を持ちます。

 

桃山時代を代表する枯山水庭園と

紅葉とのコントラストは

ここでしか見られませんよ。

 

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