鹿苑寺(金閣寺)の簡潔な歴史と見所!拝観料、アクセス等基本情報も

金色に輝く舎利殿が有名な金閣寺ですが、見所は舎利殿だけではありません。

金閣寺

また、創始者が足利義満であることは知っていても、それ以外の歴史は知らない方がほとんどだと思います。

ここでは、金閣寺の歴史を時系列で完結にまとめ、舎利殿以外の見所も紹介します。

1 歴史

金閣寺は室町幕府3代将軍・足利義満によって創建され、1994年に世界遺産に登録されました。

<年表>

1224年:西園寺公経が今の金閣寺の場所に西園寺を建立。

1397年:足利義満が西園寺を譲り受けて改築し、北山山荘と呼ばれる邸宅を造営。北山を政治の中心地とする。

1408年:義満死去。

1420年:義満の遺言に従い、舎利殿を残して北山山荘を解体し、禅寺とする。このとき、義満の法名・鹿苑院殿から鹿苑寺と名付けられる。

1649年:応仁の乱により焼失した主要な建築物が再建され、舎利殿も修繕される。

1929年:舎利殿が国宝に指定。

1950年:学僧の放火により、舎利殿が焼失。

1955年:舎利殿が再建。

1994年:「古都京都の文化財」の一つとして世界遺産に登録される。

 

 2 舎利殿の特徴

金閣寺2

金色に輝く舎利殿は、公家文化、武家文化、大陸文化が融合した北山文化を代表する建築物です。

その理由は、3層構造の建築様式に現れています。

1層目は法水院と呼ばれ、平安時代の貴族住宅様式の寝殿造り
2層目は潮音洞と呼ばれ、鎌倉時代の武家住宅様式の武家造り
3層目は究竟頂と呼ばれ、当時の中国建築様式の禅宗仏殿造り

最上階に禅宗仏殿造りを置くことで、義満は自身が公家・武家の上に立つことを暗示したと言われています。

残念ながら舎利殿の内部は非公開ですが、北山文化は舎利殿を知るとすべてがわかると言っても過言ではないでしょう。

3 見所

舎利殿以外にも見所の多い金閣寺。ここでは、代表的な見所を3つ紹介します。

★鳳凰像★

鳳凰像

学僧の放火により、安置されていた仏像等が焼失する中、鳳凰像は複製だったため、本物は焼失を免れました。

金閣寺創建当時のもので、唯一残っているものと言われています。

★陸舟の松★

義満が帆船に見立て仕立てたとされる盆栽で、樹齢は600年を超え、現在は庭園に移植されています。

実物を見ると、本当に盆栽かと疑いたくなるほど、大きく船形をした松となっています。

★銀河泉と厳下水★

銀河泉は義満がお茶の水に使用したと言われ、厳下水は手洗いに使用したと言われています。

銀河泉は現在も水が湧き出しています。

4 基本情報

最後に、金閣寺の基本情報をまとめて記載します。

参拝時間
参拝:午前9時〜午後5時
参拝料
参拝:大人:400円、小・中学生:300円
所在地
参拝:京都市北区金閣寺町1
アクセス
参拝:京都駅より京都市バス205系統に乗車
参拝:⇒「金閣寺道」まで約35分
地図

あとがき

金閣寺は外観が大変美しいので、見るだけでも十分楽しめますが、歴史と見所を知っておくと、さらに楽しさが増します。

金閣寺の近くには、龍安寺、仁和寺と世界遺産か2つもあるので、一緒に訪れてみてはいかがでしょうか?
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