2017年の京都嵐山花灯篭のおすすめルートと所要時間を紹介!

京都で冬の訪れを象徴するイベントと言えば、嵐山花灯路です。

秋が去り、紅葉が散り始めた頃には、外はすっかり寒くなっていますが、嵐山花灯路は寒い季節だかこそ、ぴったりなのです。

2017年の嵐山花灯篭の日程は12月8日(金)~12月17日(日)の10日間。

開催期間中は、光の演出が随所で行われ、一夜ではすべて見切れないほど、数多くのイベントが行われますよ。

ここでは、嵐山花灯路について紹介します。

1:嵐山花灯篭とは?

嵐山花灯篭とは、嵯峨嵐山の水辺や竹林を含む自然景観や歴史的文化遺産等を生かし、露地行灯などの「灯り」といけばな作品による「花」の演出により、初冬の季節感を魅力的に演出するイベントです。

嵯峨嵐山は、平安時代に貴族の別荘地として栄え、この地にちなんだ和歌も数多く残されており、「小倉百人一首」は嵯峨嵐山で編纂されたと伝えられています。

古くから風情と情緒の溢れる地域として、平安貴族たちに愛された嵯峨嵐山が灯りと花により、より幻想的で魅力的な雰囲気に演出されるという、何とも贅沢なイベントと言えます。

2:イベント内容

先述のとおり、嵐山花灯路では、随所で数多くのイベントが行われますが、メインイベントは嵯峨嵐山全域で行われる「灯りと花の路」「いけばなプロムナード」「渡月橋周辺」と「竹林の小径」で行われるライトアップす。

「灯りと花の路」とは、約2500基ものLED電球により、嵯峨嵐山の路を灯りで演出するイベント。

「いけばなプロムナード」とは、京都いけばな協会の協力で、「灯りと花の路」沿いに大型花器によるボリューム感のあるいけばなが展示されるイベントです。

続いて、「渡月橋周辺」と「竹林の小径」でのライトアップイベント。

渡月橋周辺では、渡月橋と山裾、水辺などをライトアップし、初冬らしく青を基調とした光で、夜の自然景観が雄大に照らし出されます。

嵐山を代表する観光名所・渡月橋をさらに魅力溢れる景観にて楽しむことができますよ。

また、野宮神社から大河内山荘庭園に至る約200メートルの竹林の小径では、頭上に伸びる真っ直ぐな竹が照らし出され、幻想的な世界観を演出してくれます。

春と秋の嵐山では体験できない、初冬の幻想的な嵐山を体験できるイベントと言えるでしょう。

3:寺社仏閣でのライトアップ

嵐山花灯路では、渡月橋・竹林の小径だけでなく、近隣の寺社仏閣等でも数多くのライトアップイベントが行われます。

せっかく嵐山まで訪れるなら、どこか目星をつけて、一緒に拝観してみてはいかがでしょうか?

3.1:法輪寺

境内の本堂・手水舎・多宝塔といった建造物や樹々に大型プロジェクターによりダイナミックなプロジェクションマッピングが行われます。
カラフルな光の装飾で次々と照らし出される様子は、まさに光の芸術です。

基本情報
開催時間
日没~20時半
拝観料
無料
所在地
京都市西京区嵐山虚空蔵山町

3.2:二尊院

小倉山山麓に佇む天台宗のお寺で、嵯峨天皇の勅願を受けた慈覚大師円仁により創建されました。

総門を抜けた先に真っ直ぐ広がる、「紅葉の馬場」と呼ばれる参道は、その名のとおり紅葉の美しさで知られますが、嵐山花灯路では、行灯により幽玄に照らし出されます。

また、本堂を始め、境内の建築物も幽玄に照らし出され、静かな初冬の雰囲気を味わうことができますよ。

基本情報
開催時間
17時〜20時半
拝観料
大人:500円
小学生以下:無料
所在地
京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27

3.3:常寂光寺

紅葉の美しい小倉山の山腹にあり、常寂光土に遊ぶような風情があることから、常寂光寺と名付けられました。

嵐山花灯路期間中は、境内の随所に露地行灯が設置されて幽玄に照らし出されます。

最大の見所は、展望所から見える京都市街の夜景です。

美しい夜景を見られるのは、この機会にご覧になってはいかがでしょうか?

基本情報
開催時間
17時〜20時半
拝観料
大人:400円
小学生:200円
所在地
京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3

3.4:野宮神社

かつて、斎王(天皇の代わりに伊勢神宮に奉仕した女性)が伊勢神宮に奉仕する前に身を清めるために立ち寄った神聖な神社です。

野宮神社では、嵐山花灯路の開催に合わせて、「野宮じゅうたん苔」と呼ばれる美しい苔庭等のライトアップが行われます。

縁結びのパワースポットとしても知られる神社なので、ご利益を授かりたい方はぜひ訪れてみてください。

基本情報
開催時間
日没~20時
拝観料
無料
所在地
京都市右京区嵯峨野宮町1

3.5:大河内山荘庭園

昭和初期の映画俳優・大河内伝次郎がコツコツと作り上げた優美な庭園で、国の文化財にも指定されています。

四季折々に趣を感じることができる庭園ですが、花灯路によるライトアップでは、初冬らしく幽玄な美しさが際立ち、静寂な雰囲気が漂います。

基本情報
開催時間
17時~20時
拝観料
500円
所在地
京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町8

3.6:落柿舎

庭に植えられていた40本の柿の木が、一夜にして実をほとんど落ち尽くしたとの逸話から、落柿舎と名づけられました。

かつての閑居らしく、ライトアップも幽玄な世界観が演出されます。
柿の木がライトアップされる様子は、全国広しと言えど、ここ落柿舎でしか見られないでしょう。

基本情報
開催時間
17時〜20時半
入園料
大人:250円
所在地
京都市右京区嵯峨小倉山緋明神町20

4:ルートと所要時間は?

先述のとおり、嵐山花灯路では数多くのイベントが行われるため、一夜ですべてを巡ることは非常に困難です。

ここでは、効率よく巡るコースと所要時間を紹介しますので、ぜひ、参考にしてみてください。

ご自身の観光時間と相談し、気になった個所だけを巡ってみてはいかがでしょうか?

4.1:すべて巡るコース

JR嵯峨嵐山駅を出発し、竹林の小径を通って二尊院まで行き、二尊院から出ている送迎バスで嵯峨嵐山駅まで戻った後、今度は歩いて渡月橋・法輪寺を巡り、再び嵯峨嵐山駅まで戻るコースです。

JR「嵯峨嵐山駅」
→(徒歩11分)
①野宮神社(滞在時間約20分)
→(徒歩1分)
②竹林の小径
→(徒歩6分)
③大河内山荘庭園(滞在時間約40分)
→(徒歩8分)
④常寂光寺(滞在時間約20分)
→(徒歩6分)
⑤落柿舎(滞在時間約20分)
→(徒歩3分)
⑥二尊院
→(送迎バスで約10分)
JR「嵯峨嵐山駅」
→(徒歩12分)
⑦渡月橋周辺(滞在時間約20分)
→(徒歩9分)
⑧法輪寺(滞在時間約5分)
→(徒歩20分)
JR「嵯峨嵐山駅」

 

合計201分、3時間41分のコースです。

さすがに、これだけの名所を巡るのは体力的にも時間的にも困難だと思うので、取捨選択して、本当に行きたいところだけを巡ってみてください。

4.2:土日限定オススメコース

土日は、竹林の小径が西行一方通行となりますが、亀山公園を通行可能となります、

よって、JR「嵯峨嵐山駅」から竹林の小径を通り、亀山公園を通過して渡月橋まで行き、嵯峨嵐山駅まで戻ってくるルートがオススメです。

JR「嵯峨嵐山駅」
→(徒歩11分)
①野宮神社(滞在時間約20分)
→(徒歩1分)
②竹林の小径
→(徒歩6分)
③大河内山荘庭園(滞在時間約40分)
→(徒歩12分)
④渡月橋周辺(滞在時間約20分)
→(徒歩15分)
JR「嵯峨嵐山駅」

 

合計125分、2時間5分のルートです。

4.3:平日オススメコース

平日は、竹林の小径が対面通行となりますが、亀山公園を通過できません。

よって、JR「嵯峨嵐山駅」から竹林の小径を往復し、渡月橋・法輪寺を巡って、嵯峨嵐山駅まで戻ってくるルートがオススメです。

JR「嵯峨嵐山駅」
→(徒歩11分)
①野宮神社(滞在時間約20分)
→(徒歩1分)
②竹林の小径
→(徒歩6分)
③大河内山荘庭園
→(徒歩13分)
④渡月橋周辺(滞在時間約20分)
→(徒歩9分)
⑤法輪寺(滞在時間約5分)
→(徒歩20分)
JR「嵯峨嵐山駅」

 

合計105分、1時間45分のルートです。

あとがき

嵐山花灯路の概要と、オススメルートと滞在時間について紹介しました。

花灯路と聞き、露地が灯籠でライトアップされているだけかなと思っていましたが、実は渡月橋や周辺のお寺や神社もライトアップされ、見所満載のイベントのようです。

行く前には、上記のオススメルートを参考に、ご自身のルートを決めてから出発する方が良いですよ。

また、12月上旬、かつ、夜のイベントなので、真冬並みの寒さが予想されます。

寒さ対策をしっかりして、訪れるようにしてくださいね。
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