京都の世界遺産の数をご存知ですか?一覧と見どころをまとめ!

数多くの世界遺産があることで知られる京都。

京都にある世界遺産の数は17です。

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有名なお寺はいくつか知っていても、17すべての世界遺産を知っている方は少ないと思います。

ここでは、今後の京都観光の参考にしてもらえるように、世界遺産を一覧でまとめ、また、それぞれの世界遺産の観光ベストシーズンや期間限定イベントなども紹介します。

延暦寺

延暦寺

平安時代に最澄が建立した後、法然・親鸞・栄西・道元など名僧を育て上げ、現在に至るまで、日本仏教の中心を担ってきたお寺です。

戦国時代には、延暦寺は独立国同然の力を持ったため、全国統一の障害となることを恐れた織田信長が延暦寺焼き討ちを行ったことで有名です。

★スタンプラリー★

比叡山の諸堂と周辺の観光スポットを巡るのスタンプラリーです。

マップから5箇所のスタンプを集めて回ると、比叡山オリジナルグラス、または、比叡山オリジナル湯呑みが貰えます。

開催期間
9月26日〜10月30日(2015年)

上賀茂神社

上賀茂神社

下鴨神社とともに京都で最も古い神社で、「賀茂別雷大神」を御祭神とし、雷の御神威により厄が祓われるため、災難除けにご利益があると言われています。

境内には2棟の国宝、34棟の重要文化財が残っています。

★葵祭の目的地★

上賀茂神社といえば、京都三大祭の一つ、葵祭が行われることで有名です。

葵祭は平安時代から伝わる歴史ある祭りで、当時の貴族の装飾を再現した行列が、京都御所から下鴨神社を経由して上賀茂神社までの道のりを練り歩きます。

葵祭は毎年5月15日に行われます。

葵祭の詳細はこちらの記事をご参照ください。
2016年葵祭は日曜日!歴史と見所を知って倍楽しもう!

高山寺

鳥獣人物戯画を始め、多くの文化財が残存するお寺です。

高山寺は都市部から離れた高雄山に位置しており、アクセスは多少不便ですが、自然を満喫するのにうってつけのスポットです。

★高雄もみじのライトアップ★

高山寺近くの神護寺にて、紅葉期間中、ライトアップが行われます。(高山寺の夜間拝観はできません。)

秋になると、高雄山は紅葉で美しく赤色に染まるので、夜間でなくともぜひ訪れたいところです。

開催期間
11月1日~29日(2015年)

鹿苑寺(金閣寺)

金閣寺

室町時代に足利義満によって創設され、金箔を貼った舎利殿は通称金閣寺として知られています。

昭和25年に学僧によって放火され全焼しましたが、昭和30年に再建され、全面金箔貼りの現在の姿となりました。

この学僧による金閣寺放火事件は、三島由紀夫の小説「金閣寺」のモチーフとなり、近代文学史に残る傑作の一つとなっています。

鹿苑寺(金閣寺)の簡潔な歴史と見所!拝観料、アクセス等基本情報も

★秋の紅葉★

秋の紅葉シーズンには、金閣寺周辺も赤く染まり、金色の輝きと相まって美しさが増します。

また、滅多に見られませんが、雪化粧の金閣寺は絶景そのものなので、雪が降ったら金閣寺へ急ぎましょう。

龍安寺

日本で最も有名な庭園である枯山水のあるお寺です。

枯山水は15個の石と砂のみというシンプルな庭園ですが、このシンプルさの中に禅の精神が込められており、見る人によって様々な感じ方をさせます。

15個の石は、どこから見ても14個までしか見えないように配置されており、不完全な姿をあえて作っています。

これは、自分自身に足りないものを常に見つめ、今の自分が存在することに感謝することを忘れないように、との想いが込められています。

★庭園に咲く紅枝垂れ桜★

四季折々に素晴らしい表情を見せる龍安寺ですが、中でも春の桜はオススメです。

白が基調の庭園と紅枝垂れ桜とのコントラストが素晴らしく、より一層美しく見えます。

仁和寺

仁和寺

皇室と縁の深いお寺で、その面影を残す宮廷風建築が特徴です。

仁和寺は、平安時代に宇多天皇により創建された後、明治時代まで皇族が代々住職を務めました。

遅咲きの御室桜が有名ですが、紅葉の名所としても知られています。

★霊宝館特別公開★

国宝・重要文化財の阿弥陀三尊像や吉祥天立像などが保存されている霊宝館を特別に拝観できます。

開催期間
春季:4月1日~5月22日(2016年)
秋季:10月1日~11月23日(2015年)

下鴨神社

下鴨神社

上賀茂神社とともに京都で最古の神社で、厄除の他、縁結び・安産・子育て・交通安全など、多方面にご利益があると言われています。

高野川と賀茂川に囲まれており、水の気が多く、常に浄化されていることから、パワースポットとしても有名です。

★御手洗祭★

下鴨神社の境内を流れる御手洗川に足を浸すことで、1年の無病息災を祈願する祭りです。

夏の暑い日に御手洗川のひんやりとした冷たさを求めて多くの人が訪れ、参拝道には屋台も並び、大変賑わいます。

御手洗祭の詳細はこちらの記事をご参照ください。
下鴨神社の御手洗祭2016の日程と時間!屋台も出る盛大な祭りです

開催期間
7月23日~31日(2016年)

慈照寺(銀閣寺)

銀閣寺

侘び寂びの美しさを重んじた東山文化の代名詞です。

通称銀閣の観音堂がメインですが、銀閣寺の最大の見どころは庭園の美しさ。

庭園一面に広がる苔、観音堂前の錦鏡池、砂を波形に盛り上げた銀沙灘など、まさに侘び寂びの美しさを感じ取ることができます。

慈照寺(銀閣寺)の歴史と見所を紹介!銀箔が貼られない理由とは?

★東求堂同仁斎の特別公開★

東求堂同仁斎は銀閣寺の創建者・足利義政が書斎として使用した、極めて価値の高い書院造の建造物です。

銀閣寺の侘び寂びの世界をより楽しむため、ぜひ見たいところです。

開催期間
3月16日〜5月5日(2016年)

二条城

徳川家康によって築城された後、大政奉還の舞台にもなり、江戸時代を象徴する遺産です。

徳川家康と豊臣秀頼が二条城で会見し、秀頼の成長に驚き怖れた家康が豊臣家を滅ぼすことを決め、大坂の陣に突入したと言われています。

家康にゆかりの深いお城なので、歴史好きには必見ですね。

★春のライトアップ★

毎年春には、山桜、八重桜など200本以上の桜と庭園の美しいライトアップを見ることができます。

開催期間
3月25日〜4月17日(2016年)

天龍寺

天龍寺

かつては、嵐山の渡月橋や亀山公園も境内に含み、1000haもの広大な敷地を有していたお寺です。

足利尊氏と後醍醐天皇のゆかりの地として格式高い寺院の他、どこから見ても睨んでいるように見えるという天井画の雲龍図が有名です。

★嵐山の灯籠流し★

8月16日に行われる嵐山の灯籠流しは天龍寺からも近く、また、同時に行われる送り火の五山のうち、左大文字と鳥居形を見ることができるので、ぜひ見ておきたいイベントです。

また、7月から9月まで行われる嵐山の鵜飼も見逃せませんね。

嵐山の鵜飼の詳細はこちらの記事をご参照ください。
2016嵐山鵜飼の開始時間と日程は?宮廷鵜飼船を予約して楽しむ!

西芳寺

約120種もの苔が境内を覆い、緑の絨毯を敷き詰めたような美しさから、苔寺と呼ばれています。

庭園の景観を保つため、拝観は完全予約制となっていますので、事前予約を忘れず行いましょう。
京都・西芳寺(苔寺)の予約申し込み方法!返信用ハガキの書き方も!

★5月、6月が見頃★

苔が一番美しく見えるのは、5月から6月の梅雨時です。

冬から春先までは、一部地面が見えてしまい、美しさが半減しますので、できれば春から夏先に訪れたいところです。

清水寺

清水寺

京都を代表する観光スポットで、創建は平安京遷都よりも古く、778年に開山されたと言われています。

当初は「北観音寺」と呼ばれていましたが、境内に湧き出る清水が延命水として神聖化され、清めの水として知られるようになり、後に「清水寺」に改められました。

この清水は現在も音羽の滝として境内を流れています。

その他、江戸時代に多くの人が”願い事が叶う”と信じて飛び降りたと言われる清水の舞台も有名です。

★夜間特別拝観★

毎年、春・夏・秋の3回、清水の舞台を始め、本堂が美しくライトアップされる夜間特別拝観が実施されます。

春は桜、秋は紅葉が美しさが増し、非常に幻想的な雰囲気に包まれます。

開催期間
春季:3月12日~21日、3月26日~4月10日
夏季:8月14日~16日
秋季:11月12日~12月4日

西本願寺

境内に入るとすぐに見える、国宝の阿弥陀堂と御影堂のスケールの大きさに驚きます。

枯山水の庭園、日本最古の能舞台、華やかな装飾を施した唐門など、見どころも豊富です。

★年末の煤払い★

毎年12月20日に行われる、西本願寺の大掃除です。

阿弥陀堂と御影堂に溜まったホコリを、僧侶と門信徒が横一列に並び、すす竹で畳を叩きながら進んでいきます。

2015年には一般公募され、先着ですす払いに参加できました。今後も同様の公募がなされる可能性もあります。

すすと一緒に厄も払うことができるので、一見の価値ありです。

東寺

京都駅に近づくと見えてくる、日本一の高さを誇る五重塔が印象的なお寺です。

弘法大師への信仰の高まりとともに、「お大師様の寺」として庶民の信仰を集め、現在も京都の名所として存続しています。

★毎月21日の弘法市★

毎月21日は弘法大師の縁日とされ、骨董品が並ぶ弘法市が行われます。

骨董品の出店や屋台が所狭しと並び、普段の静かな境内から一転、多くの人で非常に賑わいます。

陶器だけでなく、布、着物、花、アクセサリーの店もあり、見るだけでも楽しめますよ。

醍醐寺

豊臣秀吉がねね、淀殿の他、家来など約1300人もの人数で行った醍醐の花見が有名なお寺です。

醍醐山の頂上にあり、かつては修験者の修行の場だった上醍醐ときらびやかな大伽藍や金堂が並ぶ下醍醐に分かれ、醍醐寺は200万坪もの広大な境内を有しています。

★桜★

秀吉も魅了した醍醐寺の桜は規模、美しさともに京都でも随一です。

境内には、ソメイヨシノ、山桜、しだれ桜など、約1000本もの桜があり、3週間にも渡って咲き続けます。

平等院

平等院

10円玉表面の平等院鳳凰堂、1万円紙幣裏面の鳳凰像で知られる、平安時代の藤原氏ゆかりのお寺です。

極楽往生を願う浄土信仰の地として、最盛期にはきらびやかな極彩色に彩られていました。

平等院鳳凰堂は災害や戦災からも奇跡的に逃れ、平安時代の貴族が建立した建造物や仏像が今なお残存する唯一の史跡です。

★砂ずりの藤★

平等院は京都の藤の名所としても知られており、地面の砂にすれそうなほど長く成長することから、砂ずりの藤と呼ばれています。

藤は観音堂の隣にあり、平等院鳳凰堂と一緒に撮影することも可能です。

藤は4月下旬から5月上旬にかけて見頃を迎えますが、毎年微妙に開花時期が異なるので、ホームページでの開花状況をこまめにチェックすると良いでしょう。

宇治上神社

境内は非常に狭いですが、最古の神社建築である3つの社と平安時代の住宅様式が取り入れられた拝殿が残る、歴史ある神社です。

小さい神社なので観光客が殺到することがなく、緑に囲まれた厳粛な境内をゆっくり拝観することができます。

★参道の紅葉★

秋の宇治上神社は、鳥居から本殿までの参道の紅葉が美しく染まります。

先述のとおり、人があまり集中しないので、厳粛な雰囲気の中、静かに紅葉を楽しむことができます。

あとがき

京都の世界遺産をまとめました。

清水寺や金閣寺など、有名なものもありますが、あまり知られていないものもあったかと思います。

しかし、世界遺産に登録されているので、貴重な文化財が残っています。

今後の京都観光に参考にしてもらえれば幸いです。

なお、特別拝観や特別公開など、開催期間は2015年のものもありますので、今年の開催期間が発表され次第、更新します。

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