2017曼殊院の紅葉ライトアップ情報!混雑・近隣名所は?

京都市左京区に位置する名刹・曼殊院

曼殊院は天台宗の最澄により創建され、過去に皇族が住職を務めたこともある門跡寺院です。

現在の曼殊院を造営した良尚法親王は、桂離宮を完成させた兄智忠親王のアドバイスを受けたと言われており、曼殊院には桂離宮と共通した意匠が見られることから、「小さな桂離宮」とも呼ばれています。

曼殊院は”わびさび”の自然な美しさが魅力のお寺で、紅葉時期には、より一層見応えのある美しさを見せてくれます。

ここでは、曼殊院の紅葉とライトアップについて紹介します。

1:曼殊院の紅葉

曼殊院の紅葉の見所は主に3箇所あります。

まずは、入口にあたる勅使門に至るまでの石段

石段の両側から伸びる紅葉と勅使門との相性が素晴らしい場所です。

次に、枯山水庭園

水の流れを表した白砂と真っ赤に燃えるような紅葉とのコントラストは息を飲むような光景です。

最後は、曼殊院外周の白壁と石垣

曼殊院は境内の中だけではなく、その外周も見逃せません。

白壁と石垣との間の法面に植えられた紅葉は上品な美しさで、散りもみじの時期には紅葉の絨毯が一面に広がります。

上記3箇所に代表されるように、曼殊院では、格式高い門跡寺院らしく芸術的な美しさを楽しむことができますよ。

1.1:紅葉ライトアップ

曼殊院では、毎年11月に夜間特別拝観とライトアップが行われます。

月に照らされた庭園が醸し出す幽玄な雰囲気を一般の方にも味わってもらおうと、月夜をイメージし、光を控えめにし、僧侶の手作りにより実施されます。

曼殊院の住職さんが日々境内で感じておられる月夜の感覚を味わってみてはいかがでしょうか?

基本情報
開催期間
2017年11月1日〜11月30日
開催時間
日没〜20時
※昼夜入替制ではありません。
拝観料
一般:600円
高校生:500円
小中学生:400円

1.2:紅葉の見頃は?

京都市の北部に位置する曼殊院は紅葉の色づきがやや早く、11月中旬〜下旬に見頃を迎えます。

葉が色づくには日最低気温8℃以下が必要で、さらに5℃以下になると一気に色づきが進行すると言われています。

気象庁が発表した『向こう3ヶ月の天候の見通し』によると、今年の9月〜10月は平年より気温が高いと予測されており、紅葉の見頃はやや遅れそうです。

よって、2017年の曼殊院の紅葉は、11月中旬〜12月上旬に見頃を迎えると予想します。

2:混雑は?

普段は人の少ない閑静な曼殊院ですが、紅葉シーズンだけは別物。

著名な紅葉名所なので、多くの人で溢れ返ります。

混雑を避けるには、平日に訪れるか、休日でも早朝に訪れることがポイントです。

格式高い門跡寺院ですから、人が少なく、優雅な時間を過ごせる方が、より魅力を味わえますよ。

3:近隣の紅葉名所

曼殊院は京都市のやや郊外に位置し、京都駅からのアクセスもやや不便なため、到着まで時間がかかります。

せっかく遥々曼殊院まで訪れるなら、近隣の紅葉名所も一緒に巡ってみても良いでしょう。

ここでは、曼殊院から徒歩で廻れる紅葉名所を紹介します。

3.1:詩仙堂

江戸時代初期に文人の石川丈山が建てた草庵跡で、狩野探幽が描いた中国の詩人36人の肖像と詩が飾られていることから、詩仙堂と呼ばれるようになりました。
凸凹の土地を生かした白砂の庭園と紅葉のコントラストが素晴らしく、また、日本で初めてししおどしが作られた場所で、紅葉を眺めながら、快い竹の音を楽しむことができます。

基本情報
拝観時間
9時~17時
拝観料
大人:500円
高校生:400円
小中学生:200円
所在地
京都市左京区一乗寺門口町27
曼殊院から徒歩16分

3.2:圓光寺

徳川家康が文治政策として伏見に学問所を開いたのが始まりで、一番の見所は書院前に広がる十牛の庭です。
十牛の庭は、牛を追う牧童の様子が描かれた「十牛図」を元に造られた庭園。
紅葉に彩られた十牛の庭を書院から眺める光景は見事の一言ですよ。

基本情報
拝観時間
9時~17時
拝観料
大人:500円
中高生:400円
小学生:300円
所在地
京都市左京区一乗寺小谷町13
曼殊院から徒歩15分

基本情報

では、最後に基本情報をまとめて記載します。

基本情報
拝観時間
9時~17時
拝観料
一般:600円
高校生:500円
小中学生:400円
所在地
京都市左京区一乗寺竹ノ内町42

アクセス
・京都市バス「一乗寺清水町」から徒歩20分
・叡山電車「修学院駅」から徒歩20分

【番外】国宝・黄不動を見る!

曼殊院には、平安時代に描かれたと言われる国宝仏画「不動明王像」、通称「黄不動」が所蔵されています。

この黄不動は修復事業の際、技師がへその上辺りに、右手に剣を持つ12〜13cmのミニチュア黄不動が描かれているのを発見。

平安時代に僧侶や絵仏師たちが仏画とどう向き合っていたかを知る手掛かりとして期待されています。

この黄不動は通常非公開ですが、2017年10月3日から京都国立博物館で行われる「特別展覧会 国宝」にて公開されます。

関連記事:2017京都国立博物館で国宝展が開催!混雑・割引情報は?

あとがき

曼殊院の紅葉について紹介しました。

曼殊院は門跡寺院で格式が高く、近年では、皇太子両殿下・秋篠宮両殿下・天皇皇后両陛下にも行幸された特別なお寺です。

白砂の庭園との見事なコントラストが魅力の紅葉や、月夜の幽玄な雰囲気を満喫できるライトアップなど、曼殊院ならではの楽しみ方ができるのではないでしょうか。

ぜひ、紅葉観光に訪れてみてください。

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