2017京都・大覚寺で紅葉のライトアップ開催!見頃はいつ?

著名な紅葉名所の一つ、大覚寺

嵯峨嵐山の北東部に位置するこのお寺は、平安時代初期に嵯峨天皇が営んだ離宮を寺に改めたのが始まりです。

代々法親王が住職を務めた皇室ゆかりのお寺で、宮廷風の建造物が残されており、格式の高いお寺なのです。

ここでは、格式が高く、上品な大覚寺の紅葉とライトアップ、宝物殿の特別公開等について紹介します。

1:大覚寺の紅葉

大覚寺は、境内に大沢池と呼ばれる広大な池が広がる点に特徴があります。

大沢池は中国の洞庭湖を模して嵯峨天皇が築造したもので、当時の唐風文化の面影を残し、国の名勝にも指定。

大沢池の周囲には、約650本の桜や楓などの樹々が植えら、池内には約3000株もの蓮が自生し、平安時代から変わらない風景を楽しむことができます。

大沢池の畔には朱塗りの心経宝塔が建っており、紅葉の色と相性抜群。

「日本の紅葉の名所百選」にも選ばれ、皇族にも愛された、上品な紅葉を満喫してみてはいかがでしょうか?

1.1:ライトアップ

紅葉が見頃を迎える頃、大覚寺では、「真紅の水鏡」と称する夜間特別拝観・ライトアップが行われ、大沢池周辺が柔らかい光で幻想的に照らし出されます。

大沢池の周りの「紅葉ロード」と呼ばれる紅葉のトンネルはもちろんのこと、水面に映し出される心経宝塔の光景には、思わず圧巻されることでしょう。

数ある紅葉のライトアップの中でも、こんな光景を見られる名所は大覚寺ぐらいですよ。

基本情報
開催期間
2017年11月10日〜12月3日
開催時間
17時半〜20時半
※昼夜入れ替え制です。
拝観料
大人:500円
小中高生:300円

1.2:秋季特別名宝展

大覚寺が所蔵する貴重な文化財が秋限定で特別公開されます。

国民の安全平和を祈願してきた「みほとけ」、空海が疫病平癒の祈祷をされたと伝わる「五大明王像」や「愛染明王坐像」の他、名刀「膝丸」といった普段非公開の寺宝を特別に見ることができます。

膝丸は、平家物語に登場する源満仲が作らせたもので、罪人を試し切りし、膝まで切ることができたことから、このような名称がついています。

膝丸は代々源家に引き継がれており、源義経が所有していたときは「薄緑」と呼ばれ、義経が奥州で亡くなった後は源頼朝が引き継ぎ、現在は大覚寺に納められています。

源家と数奇な運命を辿った名刀を見られる、またとない機会ですよ。

基本情報
開催期間
2017年9月29日〜12月4日
開催時間
9時〜16時半
拝観料
大人:800円
小中高生:600円
※境内の拝観料含む。

1.3:嵯峨菊展

嵯峨天皇が大沢池周辺に自生した野菊を活けたことから、大覚寺は「いけばな嵯峨御流」の発祥の地とされ、毎年11月に嵯峨菊展が行われています。

1200年もの歴史を持つ、大覚寺の風物詩です。

嵯峨菊は日本三大名菊の一つで、2mを超えるという草丈と天に向かって伸びる花弁が特徴。

大覚寺では、紅葉だけでなく、菊も楽しむことができるんです。

ぜひ、様々な風情あふれる嵯峨菊を楽しんでみてはいかがでしょう?

基本情報
開催期間
2017年11月1日〜11月30日
開催時間
9時〜17時
料金
大人:800円
小中高生:600円
※名宝展入館料を含む。

2:紅葉の見頃は?

大覚寺の紅葉は、例年11月中旬~12月上旬に見頃を迎えますが、2017年の見頃はいつになるのでしょうか?

葉が色づくには、日最低気温8℃以下が必要で、さらに5℃以下になると、一気に色づきが進行すると言われています。

気象庁が発表した『向こう3か月の天候の見通し』によると、2017年9月~10月は平年より気温が高いため、紅葉の色づきは遅れる可能性があります。

よって、2017年の紅葉の見頃は11月下旬~12月上旬になると予測します。

3:紅葉観光の留意点

素晴らしく紅葉名所の大覚寺ですが、観光をより楽しむために以下の点に留意が必要です。

・バスは避ける
・昼夜入れ替え制に注意する

3.1:バスは避ける

京都はバスの交通網が発達しており、一見便利なようですが、紅葉時期の嵐山方面のバスは非常に混み合います。

私は自宅が嵐山の近くにあり、京都駅から帰るときはバスを利用する方が便利なのですが、紅葉時期は息苦しいほど混雑するので、わざわざ20分歩いて地下鉄を利用するようにしています。

京都市でも、市バスの混雑が問題となっていて、一日フリー乗車券を値上げするなど、対策に苦慮しているようです。

せっかく観光に行くのに、「思い出は混雑したバス」、ということになると悲しいので、紅葉時期の嵐山に行くなら、JRか阪急電車の利用を強くオススメします。

3.2:昼夜入れ替え制に注意

先述のとおり、大覚寺のライトアップは他の名所にはない魅力がありますが、昼夜入れ替え制に注意が必要です。

つまり、日中に入場して、そのままライトアップを見ようと思っても、17時に一旦退場しなくてはならず、再び拝観料を払う必要があるわけです。

日中と夜と2回拝観しても良いのですが、せっかくなら、日中は別の名所で紅葉を満喫して、日没を待って大覚寺のライトアップに訪れたいところ。

そこで、オススメするのが、大覚寺から徒歩圏内の紅葉名所、直指庵・清凉寺・宝筐院です。

下の地図のとおり、直指庵は大覚寺より北に、清凉寺と宝筐院は大覚寺より南で隣接しています。

時間がなければ、直指庵のみ、時間があれば、清凉寺と宝筐院と2箇所巡ってみても良いかもしれません。

昼から夜まで、紅葉三昧の一日を過ごしてみてはいかがでしょうか?

★直指庵

北嵯峨にひっそりと佇む禅寺で、隠れた紅葉名所として知られています。
秋の直指庵は本堂前の参道を覆う赤い紅葉が美しく、特に晩秋の散りもみじが広がる光景は最大の見所。
本堂には、参拝者の想いを綴る「想い出草」というノートが置かれています。
旅の思い出をぜひ、綴ってみてください。

基本情報
拝観時間
9時~16時
※11月~12月上旬は9時~16時半
拝観料
大人:500円
小中高生:400円
所在地
京都市右京区北嵯峨北ノ段町3
アクセス
大覚寺から徒歩13分

★清凉寺

源氏物語に登場する光源氏のモデル・源融の山荘跡に阿弥陀堂を建てたのが始まりと言われ、嵯峨釈迦堂とも呼ばれる古刹。
秋には広い境内の随所で紅葉が色づきますが、特に回廊から見える弁天堂とそれを囲う紅葉は素晴らしく、ぜひ写真に収めたいワンショットです。

基本情報
拝観時間
9時~16時
※ただし、4月・5月・10月・11月は9時~17時
拝観料
境内自由
ただし、本堂拝観は下記の料金が必要。
一般:400円
中高生:300円
小学生:200円
所在地
京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
アクセス
大覚寺から徒歩13分

★宝筐院

平安時代に白河天皇の勅願により建立されたお寺で、室町幕府二代将軍・足利義詮の首塚があることで知られます。
風情ある枯山水庭園と赤色と黄色の紅葉は相性抜群で、紅葉のトンネルの中に続く石畳の回廊はただただ贅沢です。

基本情報
拝観時間
9時~16時
※11月は9時~16時半
拝観料
大人:500円
小中高生:200円
所在地
京都市右京区嵯峨釈迦堂門前南中院町9-1
アクセス
大覚寺から徒歩13分

 

あとがき

大覚寺の紅葉・ライトアップ等について、紹介しました。

これまで読んでいただくとわかるとおり、紅葉・大沢池・ライトアップ・嵯峨菊・名宝展・皇室ゆかり等、様々な特徴を持つお寺です。

他の名所では味わえない楽しみ方がきっとできることでしょう。

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