2017年秋の京都で特別公開が行われるお寺・神社を紹介!

京都では、毎年秋に各所の寺社仏閣で特別公開が行われています。

 

公開となる名所は毎年異なり、毎年新しい発見ができることが最大の魅力です。

ここでは、2017年の秋に特別公開される寺社仏閣を紹介します。

1:大徳寺 本坊

大徳寺は1325年に宗峰妙超により創建されたお寺です。

応仁の乱の戦火により一度は荒廃しますが、一休さんのモデルとして知られる一休宗純により復興されると、桃山時代には、豊臣秀吉・前田利家・細川忠興ら諸大名の寄付を受け、寺運が栄えた歴史をもちます。

2017年の秋は、本坊内の国宝の方丈と唐門、重要文化財の法堂が特別公開となります。

方丈には、江戸時代の絵師・狩野探幽筆の障壁画84面(重要文化財)がそのまま残されており、唐門は豪華絢爛な姿から「桃山の三唐門」の一つに数えられました。

法堂には、狩野探幽の天井画「雲龍図」が残されており、この龍には、法の雨を降らせ、火災から守るという意味が込められています。

基本情報
拝観期間
2017年9月16日〜10月15日
※9月21日、10月4日・8日は休止日。
拝観時間
9時半〜16時
拝観料
大人:1,000円
中高生:700円
小学生以下:無料
所在地
京都市北区大徳寺町53
アクセス
京都市バス「大徳寺前」から徒歩7分

2:大徳寺 興臨院

加賀藩の大名・前田利家ゆかりのお寺として知られます。

当初は能登国の大名・畠山義総により創建されますが、1586年に前田利家により改修が行われたことから、前田家の菩提寺として庇護されるようになりました。

室町時代の建築様式を残す重要文化財の本堂、白砂に石組を配し、理想的な蓬莱世界を表した方丈庭園、室町時代の禅宗建築様式が特徴の唐門などが見所です。

基本情報
拝観期間
前期:2017年9月9日〜10月1日
後期:2017年10月7日〜12月17日
※9月21日〜23日は休止日。
拝観時間
前期:10時〜16時半
後期:10時〜16時
拝観料
大人:600円
中高生:400円
小学生:300円
所在地
京都市北区大徳寺町80
アクセス
京都市バス「大徳寺前」から徒歩5分

3:聖護院

明治時代まで代々皇族が門主を務め、時の天皇の仮御所ともなった格式高いお寺で、境内は狩野派による豪華絢爛な障壁画で彩られます。

今回の特別公開で一番の見所とも言える宸殿は門跡寺院特有の建造物で、狩野派による見事な金碧障壁画130面が納められており、息を呑むような迫力と美しさです。

また、平安後期作で聖護院を幾度の火災から守ってきたと伝えられる不動明王像、後水尾天皇が女院のために建てた重要文化財の書院なども特別公開される他、狩野探幽筆の釈迦三尊像は本邦初公開となります。

基本情報
拝観期間
2017年9月16日〜12月10日
※10月13日〜15日、11月28日は休止日。
拝観時間
10時〜16時
拝観料
大人:800円
中高生・大学生:600円
小学生以下:無料
所在地
京都市左京区聖護院中町15
アクセス
・京都市バス「熊野神社前」から徒歩3分
・京阪電車「神宮丸太町駅」から徒歩7分

4:東寺

794年に平安京の造営に際し、国家鎮護のため京の東に創建され、1994年に世界遺産に登録されています。

境内には、高さ55mにも及び、国内最高の高さを誇る国宝・五重塔がそびえ建ちます。五重塔は、京都の街の象徴とも言える建造物です。

宝物館には、国宝を含む約25,000点もの寺宝を所蔵しており、毎年春と秋に特別展が開催され、毎回テーマに沿って寺宝の中から公開されます。

また、五重塔の初層・金堂・講堂・観智院の特別拝観も同時に行われ、普段は見られない伽藍・塔頭の内部を見ることができますよ。

基本情報
拝観期間
前期:2017年9月20日~10月23日
後期:2017年10月24日~11月25日
拝観時間
9時~17時
拝観料
9月20日~10月30日
<金堂・講堂>
大人:500円
高校生:400円
中学生以下:300円
<宝物館・観智院>
大人:500円
中学生以下:300円
<共通券>
大人:1,000円
中学生以下:500円
11月1日~25日
<五重塔初層・金堂・講堂>
大人:800円
高校生:700円
中学生以下:500円
<宝物館・観智院>
大人:500円
中学生以下:300円
<共通券>
大人:1,300円
中学生以下:800円
所在地
京都市南区九条町1
アクセス
・JR「京都駅」から徒歩15分
・近鉄電車「近鉄東寺駅」から徒歩10分
・京都市バス「東寺東門前」、「東寺南門前」、「九条大宮」、「東寺西門前」からすぐ

5:相国寺

室町幕府三代将軍・足利義満により創建された禅寺で、金閣寺・銀閣寺は相国寺の塔頭にあたります。

かつて、高さ109mにも及んだ七重塔が建てられていたものの、落雷により焼失したと伝えられています。

今回、特別公開される法堂は豊臣秀頼によって再建され、天井には狩野光信による龍の絵が描かれており、特定の場所で手を叩くと反響することから「泣き龍」と呼ばれています。

その他、相国寺を開山した夢窓疎石の像を祀り、前面に枯山水庭園が広がる開山堂と、京都府指定有形文化財に指定された方丈が特別に公開されます。

基本情報
拝観期間
2017年9月25日~12月15日
※10月18日~21日は休止日。
拝観時間
10時~16時
拝観料
一般:800円
65歳以・中高生:700円
小学生:400円
所在地
京都市上京区今出川通烏丸東入
アクセス
地下鉄烏丸線「今出川駅」から徒歩5分

6:平岡八幡宮

弘法大師が神護寺の守護神として創建した、山城国最古の八幡宮です。

平岡八幡宮の本堂の天井には、足利義満が暮らした花の御所にちなみ、44面に44種の季節折々の草花の絵が極彩色に描かれており、「花の天井」と呼ばれています。

例年、春と秋には、この「花の天井」が期間限定で特別公開されています。

希望者には、お茶の接待を受けながら、宮司の解説を聴くことができますので、のんびりと天井画を眺めてみてはいかがでしょうか。

基本情報
拝観期間
2017年9月8日~12月3日
※10月1日、10月7日~9日は休止日。
拝観時間
10時~16時
拝観料
中学生以上:800円
所在地
京都市右京区梅ケ畑宮ノ口町23
アクセス
・京都市バス「平岡八幡前」から徒歩3分
・JRバス「平岡八幡前」から徒歩3分

7:大覚寺

平安時代初期、嵯峨天皇の離宮として建立された皇室ゆかりのお寺です。

秋には、特別名宝展「大覚寺のみほとけ」が開催され、大覚寺に伝わる数々の寺宝が特別に公開されます。

弘法大師が疫病平癒の祈祷をされたと伝わる重要文化財・五大明王や愛染明王坐像の他、名刀・膝丸などを特別に見ることができますよ。

膝丸は、平家物語に登場する源満仲が作らせたもので、罪人を試し切りし、膝まで斬ることができたとの逸話から、このような名称がついています。

膝丸は代々源氏に引き継がれており、源義経が所有していたときは「薄緑」と呼ばれ、義経が奥州で亡くなった後は、源頼朝のものに渡り、現在では大覚寺に納められています。

基本情報
拝観期間
2017年9月29日~12月4日
拝観時間
9時~16時半
拝観料
大人:800円
小中高生:600円
※境内の拝観料を含む。
所在地
京都市右京区嵯峨大沢町4
アクセス
・JR山陰本線「嵯峨嵐山駅」から徒歩16分
・京都市バス「大覚寺」からすぐ

あとがき

京都で2017年秋に特別公開となる寺社仏閣を7箇所紹介しました。

建造物の内部が特別に拝観できるところもあれば、普段非公開の寺宝を鑑賞できるところなど、様々な形で特別公開を楽しむことができますよ。

紅葉ももちろん見逃せませんが、こうした普段は見られない文化財を眺めるのも、京都観光らしくて良いのではないでしょうか。

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