2017夏の高台寺で百鬼夜行展・夜間拝観でライトアップが開催!

豊臣秀吉とその妻・ねねとゆかりの深い高台寺

高台寺では、毎年夏になると、夜間特別拝観が行われ、百鬼夜行をテーマにしたプロジェクションマッピングや百鬼夜行展が行われます。

秀吉とねねだけでなく、妖怪とも非常に縁のある寺院なのです。

ここでは、高台寺の夜間特別拝観・百鬼夜行展と高台寺の歴史について紹介します。

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1:夜間特別拝観

秀吉を偲び、命日である8月18日までを燈明会として、毎年夜間特別拝観が開催されます。

境内入口では約800張ものちょうちんが点灯、また、重要文化財の開山堂を始めとする伽藍、千利休作と言われる茶席の傘亭・時雨亭のライトアップも行われ、境内全体が幽玄な雰囲気に包まれます。

ちょうちんには可愛らしい妖怪の絵がデザインされ、見るものを楽しませてくれますよ。

妖怪とゆかりが深い高台寺で、冷んやりした夏の夜を体験してみてはいかがでしょうか?

1.1:プロジェクションマッピング

燈明会の開催期間中、本堂前の波心庭にて、百鬼夜行をテーマにしたプロジェクションマッピングも行われます。

砂波の美しい庭園がプロジェクションマッピングにより、さらに立体感を増し、勅使門は芸術的な色合いで照らし出されます。

約3分間の投影時間の間に様々な妖怪が登場して、見るものを楽しませてくれますよ。

夜間特別拝観 基本情報
開催期間
2017年8月1日〜8月18日
開催時間
日没後〜21時半
拝観料
大人:600円
中高生:250円

2:百鬼夜行展

燈明会の期間中も行われる百鬼夜行展では、円山応挙による幽霊画や個性豊かな妖怪達が練り歩く様子を描いた百鬼夜行絵巻などが公開されます。

欧米の幽霊には足があるそうですが、日本の幽霊には足がありませんよね?

日本で主流となった足がない幽霊は、応挙の幽霊画が発端と言われています。

蒸し暑い夏の日に、幽霊や妖怪の画を見て冷んやりとしてみてはいかがでしょうか?

百鬼夜行展 基本情報
開催期間
2017年7月15日~8月31日
開催時間
9時~18時
拝観料
大人:600円
中高生:250円

3:混雑は?

桜と紅葉シーズンの高台寺は、非常に多くの人で混雑し、入るまでに2時間待ち、なんてこともあったそうです。

しかし、夏の高台寺はそこまでの混雑はありませんので、比較的スムーズに拝観することができます。

とはいえ、日没直後は窓口が混雑するので、日没前にチケットを購入しておくか、ピークが過ぎる20時頃に訪れるなど、少し時間をずらすことをオススメします。

4:京の七夕も一緒に!

2017年で第8回目と開催となり、京都の新たな夏の風物詩としてすっかり定着した七夕イベントです。

堀川通と鴨川を中心に、北野天満宮、二条城、梅小路公園などの会場にて、真夏のお盆前に行われています。

中でも、鴨川会場は高台寺のすぐ近く。

竹かごに京都の伝統技術を用いた風鈴を入れてLEDで灯りをともす「風鈴灯」、鴨川左岸に「京の七夕」をテーマにした映像が映し出されるプロジェクションマッピングなど、幻想的な光の演出を随所に見ることができますよ。

夜の高台寺に訪れた際には、ぜひ帰りによってみてはいかがでしょうか?

基本情報
開催期間
2017年8月6日〜12日
開催時間
19時〜21時半
料金
無料
所在地
鴨川右岸 御池通~仏光寺通

5:高台寺の歴史

高台寺を2倍楽しむため、歴史を簡単に年表にて紹介します。

1598年 豊臣秀吉死去
1606年 秀吉の妻・ねねが秀吉の菩提を弔うため創建
1624年 建仁寺の三江紹益を迎え、高台寺と称するようになる
同年、ねねが高台寺の塔頭・圓徳院で亡くなり、境内の霊屋に祀られる
1650年 三江紹益が亡くなり、境内の開山堂に祀られる
1789年 大方丈・小方丈などが焼失
1867年 新撰組を脱退した伊東甲子太郎らが屯所として使用する
~現在に至る

高台寺は夫・秀吉へのねねの愛情が伺える寺院ですが、実は、徳川家康の多額の支援を受けています。

徳川家と豊臣家は敵同士でしたが、ねねから秀吉の菩提寺を建てたいという願いを受けた家康は、自身の家臣を派遣し、高台寺建立を進めさせたのです。

では、なぜ家康は敵対する豊臣家の支援を行なったのか。

豊臣家の権力は衰えたとは言え、ねねのもとには忠臣が多数存在したため、政治的配慮から高台寺の支援を行なったと言われていますが、それだけではなく、ねねの人柄による理由も大きいのではないでしょうか?

ねねは人柄の良さで知られ、面倒見が良く、福島正則や加藤清正から母のように慕われる程でした。

家康もねねの願いなら、断れなかったのかもしれませんね。

基本情報

では、最後に高台寺の基本情報を記載します。

基本情報
拝観料
大人:600円
中高生:250円
所在地
京都市東山区高台寺下河原町526

アクセス
・京都市バス「東山安井」から徒歩7分
・京阪電車「祇園四条駅」から徒歩15分
・阪急電車「河原町駅」から徒歩15分
駐車場
あり
料金:最初の1時間600円、以後30分毎に300円
※拝観された方は1時間無料
駐車台数:100台

あとがき

高台寺の夜間特別拝観・百鬼夜行展について紹介しました。

京都は夏になると、書店で妖怪の本が多数並ぶほど、妖怪とゆかり深い地域です。

中でも、妖怪と言えば、高台寺を思い浮かべてしまいます。

しかし、高台寺の歴史でも紹介したとおり、高台寺はねねの愛情に溢れた素晴らしい寺院です。

訪れた際には、ユニークな妖怪に触れるのはもちろんのこと、秀吉とねねの生涯にも思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

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