2017哲学の道の蛍の見頃時期と時間帯は?アクセス方法もまとめ!

哲学の道と言えば、桜の名所として知られますが、初夏には京都随一のが見られるスポットになります。

夏の訪れを告げる蛍の光は、デートで行くにも家族で行くにも最適です。

ここでは、哲学の道の蛍について紹介します。

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1:哲学の道の蛍

哲学の道は銀閣寺から南禅寺に至る散歩道で、1890年に琵琶湖疏水の管理道として整備されたものです。

明治時代に文人が多く住むようになり、哲学者・西田幾多郎や田辺元らが散策し、思案を巡らしたことから「哲学の小径」と呼ばれ、後に「哲学の道」と名付けられました。

全長2kmに渡る哲学の道のうち、蛍が見られる場所は毎年変わります。

ゆっくりと散策しながら、蛍の光を探してみてください。

なお、人集りができている場所はすなわち蛍がいるということなので、立ち寄ってみると良いでしょう。

1.1:蛍の種類

哲学の道では、ゲンジボタルという種類の蛍を見ることができます。

日本で蛍と言えば、ゲンジボタルを指すほど、良く親しまれている種類です。

オスは川の上空を飛び、メスは川辺の草の上に止まって発光します。

ゲンジボタルの名称は、平家に敗れた源頼政が亡霊となり蛍に取り憑いて戦ったとの伝説から、「源氏蛍」と呼ばれたことに由来すると言われています。

ゲンジボタルに限らず、蛍は成虫期間が2~3週間しかなく、セミと同様、非常に儚い生き物です。

蛍の発光は交尾活動のためと言われており、短い成虫期間の間に子孫を残そうと飛び回るのです。

そんな蛍の一生を思いながら眺めると、また違った感想を持てるかもしれませんね。

2:たくさんの蛍を見るには?

2.1:見頃時期

哲学の道の蛍の見頃時期は5月中旬から6月中旬です。

蛍の光が初めて観測された日をその年の初見日と呼びますが、蛍の初見日は年々早まっていると言われています。

気象庁によると、2016年の京都の蛍の初見日は5月17日でしたので、2017年も5月中旬頃となるでしょう。

蛍は気温上昇に伴って飛び回るようになるので、まずは九州、その後、中四国、近畿、東海、関東と時期をずらして見られるようになります。

九州で蛍の観測が発表されたら、京都もそろそろかなと思って良いでしょう。

5月中旬になったら、気象庁のこちらのページをチェックするようにしてください。

2.2:見頃の時間帯

蛍には、昼間に飛び回る種類と夜間に飛び回る種類がいますが、ゲンジボタルは夜間に飛び回る種類です。

昼間のゲンジボタルは、葉の裏でジッと休憩しています。

さて、ゲンジボタルが良く見られる時間帯ですが、以下の時間帯のとおり、1日に3回ピークを迎えると言われています。

1回目:20時〜21時
2回目:23時〜24時
3回目:午前2時〜3時

ゲンジボタルは日没後に一気に飛び回った後、一旦休憩し、日付が変わる頃、2回目のピークを迎えます。

2回目のピークを終えた後、再び休憩し、明け方に3回目のピークを迎えるのです。

この3回のピークの中でも、最もゲンジボタルが活発に飛び回る時間帯は1回目の20時〜21時です。

個体によっては、1回は飛んでも、2回目は飛ばないこともあるので、1回目のピーク以降、徐々に数が減っていきます。

その日の気象条件によっては、時間が前後する可能性があるので、19時半〜21時にかけて、のんびりと散策してみてはいかがでしょうか?

2.3:気象条件

たくさんの蛍を見るには、以下の気象条件が整うことも必要です。

・風が吹いていない
・雨が降っておらず、蒸し暑い

つまり、風が強い、雨が降っている、冷え込むという夜は、蛍もあまり飛び回らないのです。

出掛ける当日の気象条件が揃っていなければ、せっかく計画を立てていたとしても、断念した方が良いでしょう。

3:注意点

蛍を見に行く際には、以下の点に注意してください。

★虫除けスプレーはしない

初夏なので、蚊の活動も活発になりつつありますが、くれぐれも虫除けスプレーは厳禁です。
哲学の道は蛍との距離が近く、手を伸ばせば届きそうな場所に飛んでくることもあるので、もし虫除けスプレーをつけていると、蛍にダメージを与える恐れがあるのです。
虫刺されを避けるなら、長袖・長ズボンで肌を隠す服装で行くようにしましょう。

★フラッシュ撮影はしない

ゲンジボタルが夜間に発光するのは、暗い時間帯に交尾活動をするためです。
フラッシュが光ると、蛍の活動に悪影響を与えることは間違いありませんし、周りの方の迷惑にもなります。
哲学の道は蛍の撮影が許可されていますが、事前にフラッシュがオフになっているか、確認するようにしましょう。

★捕獲しない

これも当然のマナーですね。
先述のとおり、哲学の道では、蛍が手の届きそうな場所に飛んでくることがあります。
特に、子供は思わず捕まえてしまうことがあるので、親御さんはくれぐれも注意してください。

★歩きやすい靴で行く

哲学の道はアスファルト舗装がされていない地舗道なので、ヒールでは非常に歩きづらいです。
蛍をしっかり楽しむためにも、スニーカーなど歩きやすい靴で行く方が良いでしょう。

4:アクセス

★公共交通機関の場合

哲学の道に公共交通機関を利用してアクセスするためには、京都市バス以外に手段がありません。

電車では最寄りの駅から遠く、結局バスに乗る必要があります。

個人的にオススメの行き方は、行きは「東天王町」で降りて哲学の道を北上し、帰りは「銀閣寺道」から乗車する方法です。

京都市バスは21時以降、本数が急激に減ります。

帰りに東天王町から乗車する場合、京都駅行きは5系統しかありませんが、銀閣寺道から乗車する場合は、5系統・17系統と2路線あるので、本数も多いです。

もちろん、ご自宅の所在地によって条件は異なりますし、哲学の道を全長歩かない方もおられると思うので、臨機応変に考えてみてください。

なお、途中で疲れてしまったという方は、哲学の道から西に向かい、白川通まで出ると、通沿いの停留所から京都駅や四条烏丸に向かうバスが出ていますので、最寄りの停留所を目指してくださいね。

アクセス
京都駅から京都市バス5、17系統乗車
⇒「東天王町」下車
⇒徒歩約10分

★車の場合

2回目のピークの時間帯以降に訪れようと思うと、バスは最終便を終えているので、自家用車で行かざるを得ません。

哲学の道には専用駐車場がないので、近隣の民営駐車場を借りることになりますが、料金の相場は20時以降で1時間おおよそ100円です。

1回目のピークの時間帯では、混み合うので駐車場の空きも怪しいですが、2回目のピークは空いているので、問題ないでしょう。

あとがき

哲学の道の蛍について紹介しました。

蛍の儚い一生を知ると、綺麗な光の裏側で子孫を残そうと懸命に生きているんだなぁとしみじみ感じてしまいます。

哲学の道は近隣が住宅地になっていますので、夜中に訪れる方はお静かに鑑賞してくださいね!

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