2017京都国立博物館で海北友松展開催!割引・混雑は?

京都国立博物館は2017年で開館120年です。

記念すべき120周年は、海北友松の特別展が開催されます。


しかし、海北友松をご存知の方は少ないのではないでしょうか?

ここでは、海北友松の人物像から、京都国立博物館で開催される特別展の概要・混雑予想などをまとめて記載します。

興味のある方は、ぜひ参考にご覧ください。

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1:海北友松とは?

海北友松は狩野永徳や長谷川等伯と並ぶ桃山絵画の巨匠です。

現在遺る作品のほとんどは晩年期のものですが、鋭い筆遣いが駆使された気迫溢れる水墨画や金碧画の襖絵などは、他の誰の作品とも似ていない、友松にしか描けない作品と言えます。

友松は浅井家の家臣、つまり武家の子として誕生しますが、父・海北綱親が戦死したのをきっかけに幼くして東福寺にて修行に入り、ここで狩野派から絵画を学びます。

浅井家は織田信長と対峙した小谷城の戦いの末に滅亡し、友松は海北家の再興を目指して武道に励みますが、豊臣秀吉に画才を認められ、50代にして画家として本格的な活動を開始したと言われています。

つまり、友松は画家としては珍しく、武家から画家に転身した人物なのです。

友松の迫力ある画は、生まれ持った武家の血が影響しているのかもしれませんね。

2:京都国立博物館の海北友松展

今回の展覧会では、晩年期の代表作はもちろんのこと、数少ない初期の作品や、初公開となる貴重な作品、また、諸人との交流の跡を物語る書状や文書類が数多く展示されます。

まさに、友松83年の生涯を振り返る展覧会と言えるでしょう。

基本情報
名称
開館120周年記念特別展覧会 海北友松
開催期間

2017年4月11日~5月21日
休館日
月曜日
開館時間
9時半~18時
※金曜、土曜は20時まで。
観覧料
一般:1,500円
大学生:1,200円
高校生:900円
中学生以下:無料
所在地
京都市東山区茶屋町527
アクセス
京都駅より京都市営バス100,206,208系統乗車
⇒「博物館・三十三間堂前」下車

2.1:主な展示品

雲龍図屏風

友松の代表作で、今回の展覧会の最大の見所とも言える作品は、建仁寺・大方丈に描かれた障壁画の雲龍図です。

襖8面に水墨画で描かれる迫力満点の二頭の龍は、日本の水墨画の歴史に残る名作。

昭和9年の台風の影響で、障壁画は奇跡的に難を逃れたものの、大方丈が倒壊したことから、現在、オリジナルは京都国立博物館に貯蔵されています。

オリジナルは目の前で見ると圧倒される迫力です。

月下渓流図屏風

晩年の友松は、気迫を前面に押し出す画風から詩情豊かな画風へと変化していきます。

晩年の友松を象徴する作品は「月下渓流図屏風」で、夜明けの優しい月光が早春の渓流を照らす様を情感たっぷりに描いており、水墨画の完成形とも言われる名作です。

月下渓流図屏風は昭和33年にアメリカの美術館が所蔵して以来、60年振りの日本展示となります。

2.2:チケットをお得に!

前売り券

前売り券を購入すると、通常観覧料より200円安く購入できます。

観覧に訪れようとお考えなら、事前に購入しておくとお得ですよ。

前売り券販売期間
2017年1月11日〜4月10日
前売り券観覧料
一般:1,300円
大学生:1,000円
高校生:700円
販売所
チケットぴあ(Pコード:767-951)
ローソンチケット(Lコード:52533)
セブンチケット
イープラス
CNプレイガイド
JTB各店舗
近鉄電車の主な駅・営業所

オンラインチケット

販売期間・観覧料は前売り券と同じですが、ネットでチケットが購入できるので、わざわざ購入のために出掛ける必要がありません。

こちらの公式サイトからクレジット決済を行い、チケットをプリントアウトするか、スマートフォンの購入完了画面を表示するだけなので、お手軽で簡単ですよ。

ミュージアムぐるっとパス・関西2016

関西地区の美術館・博物館など52施設の他、隣接する7県30施設の無料券・割引券がついているお得なパスです。

今回の海北友松特別展は100円引き、名品ギャラリー及び庭園は無料で入場できます。

有効期間は普及版で3ヶ月、プレミアム版で6ヶ月なので、期間内に他の施設にも行ってみようとお考えの方は、ぜひとも購入すべきでしょう。

発売場所
●「関西地区」の全参加52施設
●「隣接地区」のうちの9施設
●ジュンク堂書店、丸善書店
●大垣書店
ほか
料金
普及版:1,000円
プレミアム版:1,800円
有効期間
普及版:利用開始日から3箇月間
プレミアム版:利用開始日から6箇月間
※利用対象施設など、詳細は公式HPをご覧ください。

3:混雑予想

京都国立博物館の特別展は基本的に混雑することが多く、昨年開催された「琳派 京を彩る」では最大で270分待ち、「特集陳列 生誕300年 伊藤若冲」「坂本龍馬展」も入場規制がかかったほどでした。

しかし、2014年に東京で開催された特別展「栄西と建仁寺」では、友松の代表作「雲竜図」も展示されましたが、目立った混雑は起きていません。

海北友松は琳派の画家や伊藤若冲、坂本龍馬ほどの認知度はないので、人は多いかもしれませんが、入場規制がかかる程の混雑は起きないと予想します。

あとがき

海北友松に興味を持っていただけたでしょうか?

伊藤若冲や琳派のような煌びやかな画は確かに目を引きますが、友松の水墨画は息を飲むような迫力があります。

日本絵画に興味のある方は、ぜひ行ってみてください。

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